TSUGU MAGAZINE VOL.22

JELADO STANDARD COLLECTION Age of Longing 301XX [JP94301]

あの頃の「XX」を、もう一度。

JELADO 301XX — LAST RESORT

ヴィンテージデニムの魅力は、単に古いということではない。
生地のムラ、インディゴの深さ、縫製の癖、そして穿き込むことで刻まれていく一本一本の表情。
そのすべてが重なり合って、現代のデニムにはない存在感を生み出している。

JELADOが「STANDARD COLLECTION」の新定番として送り出した301XXは、そんな1950年代初期のデニムを徹底的に研究し、現代に蘇らせた一本だ。

今回使用されるのは、JELADOが「LAST RESORT(伝家の宝刀)」と名付けた14オンスのオリジナルデニム。

1950年代初期のLevi's 501XXのDEAD STOCKを実際に分解し、米綿の選定から糸の太さ、繊維長、撚り回数、さらにはインディゴの色合いや生地の打ち込み本数まで科学的に解析。ただ見た目を似せるのではなく、「なぜ当時のデニムは、あの表情になるのか」というところから再現を試みている。

そのこだわりは、生地だけに留まらない。

当時の革パッチをベースにしたパターン、縫製糸と番手、特徴的なバックポケットの形状。一筆で縫い上げ、最後を三角に留める独特のステッチワークまで追求した。

さらに、一か所だけ配色の異なるベルトループの縫製、オリジナルで製作したリベット、鉄製のフロントタックボタンなど、普通なら見過ごしてしまうようなディテールにまで当時の空気を落とし込んでいる。

ヴィンテージをコピーするのではなく、ヴィンテージが生まれた背景まで紐解いて作る。

そこに301XXの面白さがある。

新品の状態が完成ではない。
14オンスのLAST RESORTが穿く人の生活に馴染み、シワが入り、インディゴが落ち、少しずつ自分だけの一本へ変わっていく。

10年、20年後に見ても格好いい。
そんなデニムを目指して。

JELADO史上最高の再現性に挑んだ「301XX」。

あの頃のデニムを、もう一度。
そして今度は、自分の時間で育ててほしい。