TSUGU MAGAZINE VOL.10

金子恵治 × UNION HERCULES MADE デニム ジャケット

金子恵治 × UNION HERCULES MADE 5ポケットパンツ


時代を纏う、新しいヴィンテージ。

金子恵治 × UNION HERCULES MADE

ヴィンテージデニムが持つ空気感を現代に落とし込む。

そんなテーマのもと誕生したのが、クリエイティブディレクター・金子恵治氏が監修する「UNION HERCULES MADE」のデニムジャケットとデニムパンツだ。

ベースとなるのは、1908年から1960年代半ばまでアメリカのワークウェアシーンを支えた伝説的ブランド“HERCULES”。現在ではヴィンテージ市場でも高い評価を受けるその名作たちを、岡山の高度な加工技術と職人の手仕事によって現代的に再構築している。

今回のデニムジャケットは、当時流行したワークジャケットをモチーフにしながらも、余計な装飾を削ぎ落としたミニマルなデザインが特徴。

ワークウェア由来の無骨な表情を残しつつ、コーデュロイ素材の襟が程よいアクセントとなり、どこか上品な雰囲気も漂わせる。

生地には10.5オンスのムラ糸デニムを採用。柔らかく身体に馴染みやすい質感に加え、ストーンバイオ加工による自然な色落ちが、まるで長年愛用してきたかのような表情を生み出している。

ゆとりある身幅とコンパクトな着丈によるボックスシルエットは、現代のスタイリングにも取り入れやすく、幅広いボトムスとの相性も抜群だ。

対するデニムパンツは、ユニセックスで美しく穿けることを意識したフレアシルエット。

裾へ向かって立体的に広がるラインは決して過剰ではなく、ヴィンテージの空気感と現代的なバランス感覚を絶妙に融合している。

同じく10.5オンスのムラ糸デニムを使用し、ストーンバイオ加工による柔らかな風合いと自然なユーズド感を表現。

シンプルなTシャツやシャツと合わせるだけでスタイリングに存在感を与え、どこか懐かしくも新鮮なムードを演出してくれる。

もちろん同素材のジャケットとのセットアップスタイルもおすすめだ。

このコレクションを監修した金子恵治氏は、日本のファッションシーンを語る上で欠かせない存在のひとり。

セレクトショップ「EDIFICE」のバイヤーを経て独立し、「L'ECHOPPE」の立ち上げをはじめ数々のブランドやショップのディレクションを手掛けてきた。近年では東京・青山に「BOUTIQUE」をオープンし、2025年には自身のブランド「FOUNDOUR」をスタート。

ヴィンテージへの深い造詣と現代的な編集力を持つ金子氏だからこそ生み出せる、“古着でも新品でもない、新しい価値観のデニム”。

それが、このUNION HERCULES MADEの魅力だ。

長い年月を経ても色褪せないヴィンテージの魅力と、今の時代に求められる洗練されたシルエット。

その両方を手に入れたい人にこそ、袖を通してほしい一着である。